設立の趣旨
1.趣旨
「特定非営利活動法人仏生山魂再開発フォーラム」は、契約の客体となる法人格を有する実践部隊として、これまで先人が培ってきた高松市南部中核都市としての賑わい、仏生山町およびその周辺の地域のハード的整備(狭わい道路の拡幅等)、また法然寺を中心として伝わる歴史文化等のソフト的整備(人材育成等)を通じて、昭和時代に南部の中心地として繁栄していた、いにしえの仏生山町の賑わいの再創と高松市民病院の建設を契機に病院城下町としてをあらたなポジションを目指して、これからのまちづくりをしていきます。
2.申請に至るまでの経過
かねてから仏生山町は、住民のコミュニケーションが、仏生山コミュニティ協議会等を核として、連合自治会や婦人会、また仏生山商工振興会などで「これからの仏生山町」とか「仏生山まちづくり」のテーマで広く永く議論が進められてきました。
しかしそのアイデアを、具体的に実践するに至らず、今も行ったり来たりしています。
また地方自治体にあっても、住民のために捻出する資金が枯渇していて、道路を拡幅することすらままならない状況が続いて、住民にはフラストレーションが貯まっています。
これはこれまで、文句を言えば香川県とか高松市が行政の仕事としてやってくれていたことの、出来ないことの恨みにも似た怒りの塊です。
例えば近くに、50年前に開発された団地があります。道路幅員が4メートルで、その中に電柱が立ち、道路排水のための溝があります。実際に有効に使える幅員は、3メートルです。このまま何もしないと、これらの団地は、廃墟化する恐れもあります。
「特定非営利活動法人仏生山魂再開発フォーラム」が、住民と話し合い、契約の窓口として役割を果たします。双方に1メートル下がって貰います。理解ある人からは寄附で、どうしても金銭にしたいというポイントでは、購入も一つの方法かなと考えています。
このような背景から、自らが少しずつの資金を出し合ってNPO法人(特定非営利活動法人)を設立し、超高齢化社会を迎え、居住する住まいさえ相続が発生したら寄附をしたいという独居老人の意思や、ふるさと納税のように、特定非営利活動法人が故に承けられる住民の寄付金で独自の賑わいのあるまちづくりの基盤をつくり、後継者に100年続く儲かる賑わいの再創を委ねるものであります。
仏生山町の復活は、いまや市井の庶民である高松市民の手に委ねられています。
私は命をかけて、出来る限りのことをするお約束をして、特定非営利活動法人仏生山魂再開発フォラムの設立をここに訴えるものであります。