待望のコミセン駐車場の使用開始
十河寛敬(仏生山コミュニティセンター長)氏から架電。本日27日造成中の駐車場8台分の工事完了検査があり、今後の使用が許されましたという内容でした。私は思わず、「テープカットに行かんでもええの」と口にしたのですが、形式にこだわらない十河さんの性格です。「そんなの利用に何のプラスにならない」と、一蹴されました。私も「必要かと聞かれたら」、十河寛敬氏と同じことを言うでしょう。ということで、私にとっても突然でしたが新しい駐車場が完成しました。みなさまに紙面で申し訳ありませんが、報告申し上げます。
そもそもことの起こりは、令和3年春に前所有者の香西学氏より実家売却の相談案件として、宅建業者の私に依頼がありました。物件調査をしたところ、単独で売買しても新築住宅の建築も出来、何の支障の無い中古戸建て住宅でありました。母と兄を見送った学氏も、別のところに新居を構えており、処分する決心をしたとのことでした。私とはガキの頃からの、顔なじみです。
私の中では仏生山コミュニティーセンターの並びですから、駐車場用地として高松市の購入を持ちかけたのですが、断られました。いろいろ十河さんらと検討したのですが、ではと、『特定非営利活動法人仏生山魂再開発フォーラム』で買い取り、市に寄付し市が工事をするというシナリオを書いて香西氏の同意を得たのでした。募金は令和3年7月20日からスタートし、同年11月18日までに300万円超を集め、ここで売買契約を交わしました。
だだし残代金は、これから先、息の長い道のりが続きます。結果翌年令和4年6月14日に残代金200万円余を募り、香西学氏に支払い所有権を『特定非営利活動法人仏生山魂再開発フォーラム』に移転し、その後に高松市に移しました。このあたりの手続きも簡略化されたら、余計な時間と費用が省けます。あれから考えると、3年半ぐらいかかりましたが、十河寛敬氏や仏生山地区コミュニティ協議会(森山亮(あきら・仏生山地区コミュニティ協議会会長&仏生山地区連合自治会長)氏)らの協力があったればこそ、この時間で解決したと言えます。
主に仏生山町民から、500万円の浄財が集まりました。仏生山コミュニティーセンターは、募金の窓口として事務を担当し、牽引役を果たしてくださいました。既存のスペースが15台ぐらいで、8台増えました。市出張所としての機能は、駅前の『仏生山交流センター』に移転しましたが、先にも書きましたが、同好会等の集会に使われ、高稼働率をたたき出しています。今日のネタは、「俺っちの公民館」の意識が高い、仏生山町民の話しでした。